千歳科技大の入試倍率と合格最低点を、大学の公表データで4年分調べてみた
千歳科技大の入試の倍率や合格者の得点を、大学が公表している「入試結果」(2023〜2026年度の4年分)で調べました。数字は大学のPDFからの転記で、「実質倍率」と「得点率」だけは、私が計算した値です。2026年10月11日時点の内容です。
全体の数字(募集人員は毎年240名)
- 2023年度:志願者1,132名、受験者821名、合格者324名、入学者270名(志願倍率4.7倍)
- 2024年度:志願者1,106名、受験者753名、合格者301名、入学者240名(志願倍率4.6倍)
- 2025年度:志願者1,141名、受験者812名、合格者306名、入学者244名(志願倍率は大学の表では「-」。志願者数を募集人員で割ると4.8倍)
- 2026年度:志願者1,176名、受験者843名、合格者319名、入学者263名(志願倍率4.9倍)
志願倍率は、志願者数を募集人員で割った、大学の表にある数字です。実際に受験した人を合格者で割った「実質倍率」は、全体で、2023年度が2.5倍、2024年度が2.5倍、2025年度が2.7倍、2026年度が2.6倍でした(私が計算した値)。
一般選抜の前期日程(募集125名)
- 2023年度:志願314、受験305、合格150、入学144(志願倍率2.5、実質倍率2.0)
- 2024年度:志願320、受験310、合格138、入学134(志願倍率2.6、実質倍率2.2)
- 2025年度:志願292、受験281、合格144、入学141(志願倍率2.3、実質倍率2.0)
- 2026年度:志願350、受験340、合格143、入学138(志願倍率2.8、実質倍率2.4)
前期日程の志願倍率は、4年間で2.3〜2.8倍です。2026年度が、4年のなかでいちばん高い数字でした。
一般選抜の公立大学中期日程(募集55名)
- 2023年度:志願685、受験383、合格111、入学63(志願倍率12.5、実質倍率3.5)
- 2024年度:志願649、受験306、合格107、入学50(志願倍率11.8、実質倍率2.9)※合格者数に追加合格者1名を含む
- 2025年度:志願664、受験346、合格100、入学41(志願倍率12.1、実質倍率3.5)
- 2026年度:志願697、受験375、合格116、入学65(志願倍率12.7、実質倍率3.2)
中期日程は、志願倍率が約12倍と高く見えますが、志願者のうち実際に受験したのは、約半数です(2026年度は697名のうち375名)。また、合格者のうち入学したのは、2026年度は116名のうち65名で、4年間では、約4割から6割でした。数字からは、ほかの大学と併願している人が多いと考えられます。
総合型選抜・学校推薦型選抜
- 総合型選抜(募集18名):志願者は 55 → 61 → 88 → 57名(2023→2026年度)、合格者は 19 → 19 → 19 → 18名
- 学校推薦型A・千歳地区(募集12名):志願者は 12 → 9 → 11 → 9名、合格者は 6 → 7 → 7 → 4名
- 学校推薦型B・全国(募集30名):志願者は 66 → 67 → 86 → 63名、合格者は 38 → 30 → 36 → 38名
一般選抜の合格者の得点(前期日程の総合点)
大学は、一般選抜の合格者の最高点・最低点・平均点も公表しています。前期日程の総合点は、2023・2024年度が1,100点満点、2025・2026年度が1,150点満点です(共通テストの配点が700点から750点になりました)。共通テストの点は大学の配点に換算した後の点数、個別学力検査の点は得点調整後の点数です。
- 2023年度(1,100点満点):最高876.3、最低594.0、平均669.6
- 2024年度(1,100点満点):最高874.9、最低604.8、平均666.0
- 2025年度(1,150点満点):最高910.3、最低687.5、平均756.3
- 2026年度(1,150点満点):最高844.9、最低644.3、平均708.7
満点に対する割合にすると、最低点は、54.0%(2023)、55.0%(2024)、59.8%(2025)、56.0%(2026)。平均点は、60.9%、60.5%、65.8%、61.6%です(私が計算した値)。
公立大学中期日程の総合点
- 2023年度(850点満点):最高716.5、最低512.5、平均580.1(最低60.3%、平均68.2%)
- 2024年度(850点満点):最高676.5、最低435.5、平均496.7(最低51.2%、平均58.4%)
- 2025年度(875点満点):最高756.6、最低500.3、平均579.0(最低57.2%、平均66.2%)
- 2026年度(875点満点):最高757.4、最低498.4、平均587.1(最低57.0%、平均67.1%)
割合は、私が計算した値です。2025年度から、共通テストの配点が350点から375点になっています。
難化している?
4年分の数字だけを見ると、前期日程の志願倍率は2.3〜2.8倍、最低点の得点率は54〜60%の範囲で動いていて、一方向に、はっきり難しくなっている、あるいは易しくなっている、という動きは読み取れません。2026年度は、志願者数が4年のなかで最も多く、前期の志願倍率も最も高い年でした。ただし、4年分だけの比較で、学科ごとや科目ごとの数字は公表されていないので、これ以上のことは言えません。
偏差値について
大学の入試結果のページには、偏差値は載っていません。偏差値は、予備校や民間の進学サイトが、それぞれ独自に出している数字で、サイトによって値が違います。この記事では扱いません。志望校を選ぶときは、倍率や得点率のような、大学自身が公表している数字も、あわせて見てください。
出典:入試結果(大学公式)。年度ごとのPDFは、そこからたどれます。